夏の企画～戦争と平和～「カウラは忘れない」上映会

2024年7月9日

毎年、IPCのでは、夏に「戦争と平和」の企画を実施しています。
ウクライナや中東の現実もあり、8月の終戦記念日を前にして、改めて平和について考え、私たちに出来ることは何か、私たちの生活や行動で少しでも変えられることは無いのか、考える機会となれば幸いです。

【映画のあらすじ】

太平洋戦争中、オーストラリアの捕虜収容所で起こった日本軍捕虜たちの脱走事件（カウラ事件）。

平穏に過ごしているように見えた捕虜たちが、突然、脱走を図り、235名の死者を出した。捕虜収容所の脱走事件としては史上最悪の事件だが、日本ではほとんど知られていない。

当時の日本人が、軍紀という固定観念に縛られ、さらに同調圧力を覆すことができず、死ななくても良い死を選んでしまったということで、現在の日本人のメンタリティーにも通じる内容。

同じような状況が現在の社会でもあるのではないか、自分たちが当時そこに居たら、賢明な選択は何だったのか、考える機会を与えてくれるでしょう。

◆開催日時
8月3日（土）
14:00開場 14:15スタート　
16:30終了予定

◆開催場所
IPCスタジオ（天風会館５F）
アクセス：有楽町線護国寺駅1番出口そば

◆プログラム
映画上映　1時間40分　
(10分休憩）　
グループトーク（意見交換）25分

◆参加申込フォーム：会場に限りがありますので、こちらからお申し込みください。

※映画館のようなスタジオではないので、大型のモニター2台を用いて上映します。ご了承ください。

※「カウラは忘れない」は瀬戸内海放送が製作したドキュメンタリーであり、自主上映会の許可を頂き、開催の運びとなりました。